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2020.10.16

第三者割当増資により4億円を追加調達いたしました

株式会社AdipoSeeds (本社:東京都港区、代表取締役社長:松原由美子) は、新たに計4億円の第三者割当増資を実施いたしました。今回の割当先は、中外製薬株式会社、及び株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ、株式会社ケイエスピー、株式会社ドーガンがそれぞれ運営する投資事業有限責任組合です。

株式会社AdipoSeedsは、慶應義塾大学発バイオベンチャーとして2016年7月に設立され、大学での基礎研究成果である「間葉系幹細胞からの血小板創製技術」を基盤とした再生医療等製品の開発・実用化に取り組んでおります。血小板は血液細胞のひとつで、生体内で止血を司る他類なき細胞で輸血や組織修復に対する有用性が知られています。しかし輸血はドナー不足の懸念、組織修復は自己血を用いる方法のみ、など問題があります。これら問題解決のためドナーに依存しない血小板の製造の試みが世界的に注目されています。私たちは、原料の皮下脂肪組織から間葉系幹細胞を抽出、さらに独自技術の精製法で得られる均一性の高い間葉系幹細胞株(ASCL:Adipose-derived Mesenchymal Stem Cell Line)を用いて血小板への分化誘導を行います。間葉系細胞から血小板分化のメカニズムに基づいて構築された製造プロトコールは、シンプルで製造過程における遺伝子導入は不要、血小板分化の重要サイトカインであるトロンボポエチンは内在しているため添加不要です。またASCLは高い増殖能を有しています。これら特徴から、製造により得られるASCL由来の血小板様細胞 (ASCL-PLC) は、医療応用に適していると考えられAMED橋渡しシーズBの支援 (2016-2018年度) を受け慶應義塾大学で開発された大学発シーズです。AdipoSeedsはASCL-PLCの早期実用化を目指し、日々研究を進めております。

本ラウンドによる調達資金は、 学校法人 慶應義塾と共同研究で実施する臨床研究「難治性皮膚潰瘍を対象とした間葉系幹細胞由来血小板様細胞 (ASCL-PLC)の探索的臨床試験」( http://(https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2020/6/11/28-70327/)を遂行するために使用し、また、ASCL-PLCの組織修復での薬事承認取得にむけたアプローチ、ASCL-PLCの輸血用途での承認取得に向けた研究の推進に繋げてまいります。

本件に関するお問い合わせは、ホームページ下部にあるお問い合わせ欄からお願いいたします。

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